私のお仕事で楽しい時

応援クリックしてくださいね
にほんブログ村 資格ブログ 電気・通信系資格へ

★私の電気主任技術者ポリシー記事
⇒電気主任技術者になるとは ⇒電気主任技術者の仕事⇒電気主任技術者 Q and A
★About ME⇒冷房運転⇒暖房運転⇒今年度停電作業⇒これが私のビル管理です。
⇒モーター温度管理等⇒対地電圧⇒発電機点検⇒区分停電操作⇒絶縁抵抗値見方


★直近のUPですが全部で約270記事あるので貴方の疑問に触れた内容
も探せばあるかもしれません!
疑問に思う事は誰しも一緒です。
⇒特高VCB更新工事⇒不平衡三相交流検証⇒変圧器突入電流 ⇒高圧停電手順
⇒シーケンス制御⇒トップランナーモーター⇒三相単相運転⇒地絡継電器⇒給水制御
⇒デジタル式保護継電器⇒保護継電器基礎⇒絶縁抵抗測定/I0r管理 ⇒電力量計etc
⇒ファンコイル故障⇒冷温水発生機故障⇒マグネットスイッチ取替⇒冷却塔制御
⇒ELBと接地の有効性⇒電気設備保安規定⇒基盤制御検証⇒受電VCB実務レク
⇒家庭の漏電⇒私の毎日1⇒私の毎日2⇒電験A問題⇒電験B問題⇒検電器制御回路点検
⇒漏電対応1⇒漏電対応2⇒漏電対応3⇒漏電対応4⇒漏電対応5⇒共立接地抵抗計
⇒絶縁基礎1⇒絶縁基礎2⇒月漏電点検⇒ビル漏電監視⇒絶縁抵抗計の使い方
⇒人体実験⇒絶縁抵抗計の使い方2⇒キュービクル取扱(1~3)⇒給排水制御説明
⇒変圧器地絡調査⇒電気が切れなくても作業⇒コードリール出火⇒抵抗分漏れ電流

私が電気主任をしていて一番楽しいと感じるのは何かを考えて作成
する時ですね。電気主任を目指す電気が好きな貴方もそうでしょう
本当は押しボタンがあれば自己保持回路で組みたてますがあえてそれ
なしでもっとも簡単に直入れモーター運転停止回路を作成するとしたら?
私ならこうですね。様は照明ON/OFFに使うタンブラSWで励磁コイルに
電圧を入切りすればいいだけです。
又過負荷保護のTHR結線はタンブラSW配線の途中に挿入します。
モーター過負荷なんてまずないですから5.5KW位のモーターを臨時で
稼働させるだけなら15分もあればマグネット+タンブラSWで起動KIT
は簡単に誰でも作れます。(接続可能な電源MCBはある物とする)

運転ランプ、停止ランプを取付する一番簡単な方法はこうなります。
もう1台何かを連動で運転するならa接点が利用できます。
後このモーターが稼働中は違う何かを動かさないというならばb接点
を利用すればいいのです。(インターロック回路)
a接点が2個、b接点が2個構成ですがこういうのを2a2bのマグネット
といい一番自由度が高いと言えます。
マグネット稼動部が押込まれて...奥の補助接点がa接点で手前が
b接点になるのは構造を考えたらわかるはずです。
端子に配線する場合は2本までですから3本にならない様に
接続点を考えるのと配線がキンク状態にならない様に注意します。

どうしても3本接続が必要ならば2本を1本にすればいいのですが重ばる
からあまりこういうのはしたくないです。
端子に3本仮に入っても無理にネジを締めると受けの樹脂が割れるかも
しれませんので注意してくださいね。ビル設備の業者施工した配線を見
ても3本入れてる端子はありません。

電気主任技術者をする上でこうした物がまったく触れないのではお仕事
にならないので必ず習得しましょう。
テナントとかがこうしたい、現場機器で急に何かの機械を連動させたい
タイマー制御したいという必要性は運用上発生します。
ですが上の基本を理解されてるならたいていの事はできるはずです。
★職場、会社で貴方のスキルを認めてもらえるチャンスです★私から言
わせたら業者にさせるのはもったいないです。

部屋の照明の一部を部分的にタイマー制御がほとんどだけどばこれは
テナント店舗全体という依頼でした。
何でも節電対策を本社に報告しないといけないとの事で業者に相談
したら高い金額を見積もりされたらしく、私の方法なら部品代2万
円でできます。と返答したらぜひにとお願いされました。
これをテナントがどう使うつもりなのかは私には存知ません。
(多機能な照明制御ユニットを業者は提案されたのでしょうが店長
が求めてるのは一括での照明のON/OFFだけなのです
)

この程度はまだ私の能力範囲ですから閉店後の夜21:30から作業6/23
に行いました。
20AのMCBで6回路ありますこういう場合は1個のタイマーで6回路を
ON/OFFさせないとスマートじゃない
です。
テナント立会い作業で写真を撮る事ができなかったので基本構成の
タイマー+マグネット1個の場合、3回路制御の場合で説明します。
(KIT配線方式は過去何回か説明したので今回は省略します)
6回路ではこのマグネットを並列1個追加すればいいだけです。

今回は富士電機ではなく在庫にあった三菱のマグネットで行いました。
こういう時はマグネットの主接点に流せる電流が負荷より大きいの
を確認して適合する物
を使用します。今回は余裕ですね!
こういう物は製品の横にSPEC記載があるのでそれでわかります。
左右横にある補助接点は制御回路との絡みで使用する接点なので
主回路電流を通電したら焼けますから今回は使用できません。

Ith(開放熱電流)は32Aのマグネットです。
つまり三菱S-T25マグネットの主回路は32A連続8時間通電しても
温度上昇は規定の範囲内という性能です。
通常の電灯分電盤内で使用するのはまったく問題はありません!

部屋の照明SWはタンブラなのでそこは常時ONのままにしてその
片切りSWの開閉の代わりをマグネットの接点で行うのです。
例として回路1はこうだけど回路2と3も残りの主接点端子に同じ
様に接続すればこのKITで3回路の照明回路を時間制御できます。
タイマー電源はボルトフリーなんだけどマグネットの励磁コイルが
200Vなのでタイマー電源は今回は200V限定です。
マグネットは指定電圧の70%未満では動作せず100Vでは無理です。
(タイマー消費電力は僅かなのでどこかと二重にしてもいけます)
100V照明(2P1E)ならば必ず非接地側の黒線を入切させます。

最初に説明した様にこんな感じでマグネットの励磁コイルのとこで
並列接続して追加すれば6回路、これの消費電力は僅か10W程度
だから更に追加すれば12でも15回路でも一括制御できるのです。
このパナソニックのタイマーではこうした20A回路を直接制御できる
能力はないので1回路だけの場合でも必ずマグネットを併用されて
ください。照明負荷が5Aしかなくても20A回路を時間制御するのだ
から線路の最大配給電流を基準にすべきです。


タイマー設定時間外で照明を点灯させるならばタイマーのモード
を自動⇒入にすればいいだけです。
トグルSWで行うならばタイマーのCOMとNO間に挿入すればできま
すが自動⇒入ならできると店長が言われるので今回はパス。

会社によってテナントにおいても節電対策をするケースがあるので
今回のケースに限らず節電相談は最近受ける事が増えました。
一般論ではなくて電気主任は各現場の状況に応じた提案をするべ
きですが費用が発生する場合、できる事は協力してあげています。
テナントとの信頼関係ってこういう事で生まれるのです。

私の保守範囲は22000V~100Vまでです。
トラブルというのはビル現場では対地電圧100Vの回路がほとんどです。
電気設備安全管理においては対地電圧で物事を考える癖をつけましょう。



もしリモコンリレーの照明回路と連動点灯させたい場合はこんな
感じですれば簡単にできます。
照明と連動させ機器に電源を配給させるとか部屋に不在時はコン
セント回路の電源を切るの要望を受けた時もこの方法で対応した
事があります。部屋の照明を点灯せずお仕事をする人はいません。
この方法で最低限、機器待機電力対策は撲滅できます。
費用はパーツ代の6千円程度のみ、テナントサービス作業です。
コンセント回路の電源を切るは私のアイデアですが節電対策とし
て数社テナントでお願いされました。
(三菱S-T25マグネット使用)

照明連動ではなく部屋のコンセント回路を時間により使用制限
させるならばどうすればいいかもうおわかりと思います。
"効果的省エネは権限者による使用制限しかない"が私の持論です。

3年前に間欠漏電の場所を特定するため業者から借りたモニターをある
盤にSETするのに100Vの電源が必要でした。
ただ偶然すべての回路がFULLで200V用の2P2Eが1個だけSP状態!
2P2Eって線間は200vでも対地電圧はこの様に100Vはご存知ですよね?

そこで当時こう配線を出してその先にコンセントを取付してモニター
機器の仮説電源としました。
ただELBで同じ事をしたら漏電と認識してトリップしますからこういう
2P2EのMCBだから可能な方法です。

左右の非接地側バーにドライバーの金属部が触れないのだけ注意
して真ん中バーのネジを緩めて丸端子で片線を接続します。
電流が流れていても表面のネジを緩める事で火花は出ないです。
実際100V回路で黒だけ1P1EのMCBで配線、白は素通しという
配線方式を違う現場で見た事があるので特別な事でもないです。

あくまで理屈での話だけど単相三線式回路において2P2EのMCB
でその二次側方線から1本分岐させ、単相三線式の中性線から
1本出せばその間で100Vが給電可能、つまり1個の2P2EのMCB
で200Vと100Vを給電できる。
過負荷保護、対地間短絡でも保護が動作しない配線はなく中性線
からの1本は変圧器B種接地と同電位だから対地間短絡は発生し
ません。ただ理屈での話でこんな配線をする意味はありませんが
これを読んで意味がわかる程度の認識は電気管理を現場でする
以上は必要と思います。

2P1EのMCBに単相200VをかけてはいけないのはN側で対地間
短絡が発生した場合に回路は切れず短絡してしまうからで結果
EPSのメインMCBがトリップしてフロアー停電になります。

事情でいつもと違う接続をした場合、異常がなければ使用できて
も線間短絡と対地間短絡の双方でも回路が自動で切れるかの
検証が必要です。
最初に記事にした照明工事の様な既存を改造する場合で貴方が
自ら行う作業では回路保護がきちんと動作するかも考えましょう。


特にテナント設備ですから焼損させたりしたらこちらの責任となり
ますから、だからって語るばかりで何もしない、できないの姿勢
ではいつか誰かに皮肉を言われるわけで自分を示し認めてもらう
にはリスクを背負う覚悟は必要と思います。信頼の代償はリスク
私もそうお仕事をしています。現場で作業してる人ってみんなそう
なんですよ。だから失敗しない様に行う必要があるのです。
電気主任を将来目指す貴方もいつかその覚悟を求めれます。
ビルで電気主任技術者になるとテナントにとっては貴方はビルの
電気屋さんで故障だけでなく電気の相談事を受ける事となります。
相手が求めてるのは電気の博学な説明ではなくて結果で創意工夫
というのは常に必要なんです。




⇒私のブログの最新記事へJAMP
ページ最後では"前の投稿"をクリックしたら過去記事が読めます。

夏場の熱源機器保守管理

熱源(Heat source)とは熱を発生または吸収して供給する源を
いい加熱と冷却の双方を意味します、つまりは冷温水発生器及び
ターボ冷凍機、ボイラーなどを総称してこう呼ばれるのです。
ビル勤務をされてる方はどこも冷房運転保守管理はこの時期大切
な業務。今年ビル管理1年生の方のためにレクチャーしました。
ALL事務系のテナントビルでは完全個別空調化していても熱源に
よるセントラル方式は今も多数で健在です。
これら熱源装置でもっとも重要な屋外設備が冷却塔でCTとも呼ば
れます。
目的を簡単に言えば水を冷やす設備です。

上にあるモーターで排熱ファンを運転させて下から上に熱気を吸上
げる事で循環水の一部を蒸発させる事で冷却させる。
内部の補給水は蒸発した水を補うための物で循環水の冷却とは
関係してないので勘違いしないでくださいね!
水の入と出の温度差は5℃があれば正常に機能しています。
逆に言えば入りが30℃であれば25℃には冷やせますが20℃とか
には絶対になりません。(設計の仕様のため)
これは冷凍機の冷却水の入と出の温度差が定格で5℃となる様
に設計されてるからで5℃には意味があるのです。
鉄フレームを組んでるのはVベルト交換時に安全帯をつけるなど
の安全対策のためです。(たぶんあまり例がないのでは?)

CTは冷やす設備だから必ず出口側水温度の方が低いのです。
もし冷凍機械が運転してるのに入温度=出温度の状態を発見した
ら即現場に直行して冷却水ポンプと排熱ファンの運転電流を確認
してください。多いのがファンのVベルトが切れて通常20A程度ある
はずが5Aとしかないケース
すぐにベルト交換が必要です。
高所で足元が悪く転倒したら軽症では済まないので安全帯など
装備をしてからベルト交換やグリースアップ作業は行います。
この程度は設備員がする作業なので電気主任も当然です。

通常は冷却塔の温度管理は中央監視PCで遠隔監視しています。
設定すれば入口温度が37℃、出口温度32℃の冷却塔の運転
定格
を超えたら警報を出す事もできます。

グリースアップとはベアリングに定期的に潤滑OILを注油する作業
でこの現場では半年に1回設備員で行っています。
注油し大きく音が低減した場合は回転後に放射温度計で軸受温度
測定を行います。異常な物はそのまま放置するといずれ末期の金属
音が出て最後は軸ロックし過電流により停止に至ります。
グリースアップ作業をしていても消耗品ですから寿命はいつか来ます。
負荷状況、運転時間などあるので寿命判定は難しいのですが新品で
グリースアップを定期的にされるなら毎日運転しても5年は問題なく
使用できると思います。(24H連続運転の場合は要注意)

CTの清掃は保健所の指導もあり月に1回は行っています。
(冒頭で排熱ファンにて吸上ると説明しましたがその時に水槽内の
菌類まで近隣の建物に屋上から飛散させる事になる)
清掃後に水を張りますがその前に配管中のエアー抜きが必要です。
それが不完全で冷却水ポンプを運転するとエアが水をブロックする
ためCT内に水が入らなくなるのです。
通常運転中で配管にエアが混入してCTが機能不能になった事は私は
経験ありません。でも冷却水ポンプの電流値が通常値か確認し、水が
CT内を循環しているのか?

冷却塔の入口温度が37℃、出口温度32℃になったらその冷凍機械
はMAX状態なのでそうなる前に2台目、3台目の冷凍機械を運転せね
ばいけませんがそれを自動で行うのを冷凍機の台数制御と言います。
ただ私の知る限り冷凍機の台数制御は熱源の冷水の水量と温度を
読んで熱量計算しながら行うので冷却塔の温度で冷凍機の起動停止
を行うタイミングにする事はないです。
一番簡単なのは冷凍機の冷水流量を4-20mA信号に変換してその
値に動作点を設定して台数制御する方式です。

"冷凍機の能力<冷やすのに必要能力"の状態になると部屋温度が
上昇する事で各空調機の冷水バルブの開度が増加して冷水流量は
どんどん増えていきます。
逆に"冷凍機の能力>冷やすのに必要能力"になると冷水バルブ
は閉鎖して冷水流量が減っていきます。
だから冷水の流量を監視してれば冷房の程度というのがわかる
のでそれで冷凍機械の台数制御をするのがもっともシンプルな台数
制御と言えます。(今は温度も読んで熱量計算しより正確に行う)
こういう風に冷水流量が変化するわけですが圧力変動を最小限
にするために圧力調整装置(弁、インバーターポンプ)というのが
あります。基本的な冷房システムはこんな感じで現場が違っても
大きく違いはないはずです。

これが圧力調整弁という物で上手く機能しないとヘッダーの圧力が
適正に保てなくなります。
負荷が少なくなりヘッダー圧力が高くなると開放する事でポンプにて
加圧送水する一部がこちらに流れ圧力上昇を制限します。
全閉という事は圧力が適正か圧力不足ですがポンプは台数制御
をしてヘッダー圧力は適正値なので適正圧力のため全閉しています。

各階の空調の冷水要求量に対して送水圧力の制御を行う調整弁
で上のそれと目的はまったく変わりません。
私が扱う現場では更に冷水ポンプの1台が可変速になっています。
館内が十分に冷房されるとこの調整弁経由で冷水が冷凍機械に
戻る
ために水は冷たいまま、そうなると場合によっては負荷制御
機能で冷凍機械は待機状態となり停止します。

PIC(圧力指示制御)とTIC(温度指示制御)の言葉は暗記の事!
PICですから現場でそのポイントの現在圧力も指示していますが冷水
を配給するにおいて★この圧力値が基準値あるかが一番重要です
後で述べるポンプからのグランド漏れが酷くこの圧力が低下した事が
あるのですがポンプのグランドの締しろが少なくなったら早めに前の
2本だけでもいいので取替をしておきましょう。
これでそのシーズンは大丈夫ですから冷房OFF時期に全本数のそれ
を取替すればいいのです。
又ポンプ台数制御が故障してもこの圧力は低下する点も要CHECK!
ヘッダー圧力が低下するとは空調機への冷水循環力が低下します。

次に熱源の温度管理ですが現場機械の温度計は最低でも毎日1回
は値の確認をします。(これも通常は中央監視PCで遠隔監視)
空調機と冷房用の水(冷水)を循環させる水経路とCTと内部の熱を排出
する水(冷却水)を循環させる水経路の2WAYがあります。
屋外タイプのため冷温水発生器はケーシング中に本体があるので外から
は見えません。

ケーシングの扉を開けて中に入るとこういう機械のコントローラーがあります。
C(冷房モード)、H(高負荷運転)、P(冷水ポンプ運転中)、P(冷却水ポンプ
運転中)、F(CTファン運転中)と大まかな状態はわかります。
異常停止をした場合はその時に表示されてるエラーコードを確認します。
尚、この現場の冷温水発生器の冷房能力は1台当たり500冷凍トンだけど
資格は必要ありません、それは高圧ガスを使用しないからです。

冷温水発生器は冷媒(水)と吸収液(臭化リチウム)の混合状態を分離する
のに沸点の違いを利用するので冷房なのに過熱(燃焼)装置が必要とし又
分離した後の水を冷却するのに冷却水も必要となるのです。
下にFDF(押込み送風機)がありますがガスを燃やすためでのぞき窓から
バーナーの燃焼状態は確認できます。(1日1回は設備巡回で目視)
ガスを燃料とするのでA重油ボイラーの様にノズルチップが詰まる事はまず
ありません。(業者が定期メンテ時に清掃してくれる程度で十分)
冷房なのにどうして燃やしているのか?と先輩に質問されるかもしれないの
で冷温水発生器の原理程度は知識として再確認しておきましょう。

冷温水発生器は真空状態が保てなくなると冷房できないので自動抽気
装置というのがよほど旧式でなければ通常あるはずです。
冬場はバルブを切替えて温水器にできるので冬は暖房機械となります。
この機械があればビルではターボ冷凍機とボイラーは不要となります。

習ってないからできない、習ってないから知らない、事前に予習くらいできる
でしょう?お客様気分の新米さんは先輩から良い目では見られません。
2回同じ事を習ったら3回目は新米の貴方の番、これが★この業界の暗黙
のルールである事に早く気がついてください★
自分から"私にさせてください"と進言して職場の皆さんに認めてもらえて
こそ人間関係も円滑にできてきます。"ずるい人間"と思われたら働くのが
辛い物となります。資格だけあってもダメです、行動でやる気を示せ!

冷水温度は熱源で冷やすのだから出口温度の方が低い、逆に冷却水
温度は熱源の熱を吸収するので出口温度の方が高い。

部屋温度が設定値となると各空調機の冷水バルブが全閉近くなるため
これらの温度差も小さくなります。
空調機やFCU(ファンコイル)の冷水バルブは開度が変動、つまり圧力
変動が発生するので冷水経路にはバイパス圧力調整弁や冷水ポンプ
のどれかを可変速にする対策がどこの現場でも取られています。

上で説明した2WAYの水を循環させるのがこれらポンプです。
(実際は冷水一次ポンプとかもあるのですがこでは省略)
ただ冬場温水器として使う時は冷却塔は使わないので水を抜きます。
こういうポンプが故障したら冷却塔に送水できなくなりますから巡回
点検の時は必ず圧力、グランド漏れ状態などの確認をします。
(メカニカルシールのポンプならグランド漏れはないです)
圧力計、グランドパッキン交換などは今の職場に来て私は覚えました
が電気担当でも設備員としての対応は最低限できないといけません。
夏場使用してない暖房ポンプで交換は練習すればいいのです。


暖房の場合で申し訳ありませんが空調機の温水入温度と出温度だけど
54℃で入って28℃に下がってるのは空気を過熱するために熱交換さ
れたせいです、冷房なら逆に15℃の冷水が入り22℃の水が出てきます。
いくら軽負荷であってもここに温度差がまったくないのは異常です。
もう少し見てください。
一般の人は圧力はタイヤ空気圧と同じでキロ認識なので下の圧力計を
見て0.6キロと言われるのはもっともです。ですがこの圧力単位はMPa
(メガパスカル)でこれを10倍したら≒キロ圧力
となります。
0.6MPa≒6キロ=水頭圧60m
ビル設備ではこの3単位は頻繁に出てくるので関係を覚えておく事!

時々現場はMPaなのに記録用紙はキロになったりしてますが何事もなく
スムーズに変換して記載するのを先輩は後で見て"あ!できる"なんて
思ったりするのです、さりげなく自分の能力は見せてこそ無理がない
他人の評価ってこんな事の積み重ねで、免許だ資格だと肩書きばかり
を強調しても誰もついてこないです。肝心な日々の事がまずできないと
貴方が資格をいろいろ持ってるなら逆に教えないでこういうとこで貴方
を試す先輩もいると思います。

暑いとクレームがあれば最初に確認するのはそのエリアを担当する
空調機の吹き出し温度SAです。赤いアイコンはモーターが運転して
るわけですがこれが緑だと風が出てないので冷房できるわけありま
せん、SA温度が高いならばまず現地で冷温水制御電動バルブ開度
確認します、故障して全閉状態ならばとりあえずバイパスを30%程度
開けましょう。全開すると今度は寒いと言われるので適時調整を行い
ます。(その間にメンテ業者に連絡されてください)

尚、下が冷温水制御電動バルブでインジケーターはCを示しているので
全閉鎖状態です、こうなっていては冷水が空調機に入らないので冷房
運転はできていません。

設定18℃で現在温度18.7℃だから0.7℃を下げるためのバルブ
への開放出力が緑のバー表示です、現在温度が更に上昇すると
開放出力は自動で上昇していくのです、だから自動制御と言います。
この開放出力がFULLの100%状態では今更設定温度を下げても
意味はないのです。

たとえば設定が25℃なのに部屋温度が30℃、バルブ出力が100%
と言うならばモーター負荷電流が正常で風量もあるならば冷たい水
が空調機に入ってないのです。こういう時に設定をマジで18℃とか
にして様子見をする様な先輩がいる点で設備管理というお仕事は
各自の能力差が相当あります。
学ぶべき相手を間違わない事!

バイパス弁を開けても冷えないならば熱交換器の汚れも稀にある
かもしれません!そこまでならまずはドレンバルブを開けて冷水
その物が空調機まで来てるのか私なら確認します。
まずありないしそんな経験はないけど見るべきポイントは意識が
必要です。ただ熱交換器の汚れで冷えない事がこの現場で過去
1回だけありました。(業者に薬品洗浄をしてもらいました)

実際、前述した台数制御だけでは最善な冷房快適環境にするの
は難しく★上手な冷凍機運用はなるべく機械をON/OFFさせない
運用が必要と私は常に意識しています。
毎日交代で中央監視係を担当するので電気担当だからと冷房
や暖房の事がわからないでは設備では勤まりません。
冷凍機が停止して起動するまでの間に冷水温度が上昇しますが
この時に館内が暑いと利用者からクレームが出る事があります。
冷凍機の能力>冷やすのに必要能力となっているからです。
一時的に7℃まで冷やしているのでよく冷房してると錯覚しますが
空調機側においては冷水温度は大きく変動し過ぎです。

昔のエアコンは上の様に室外機がON/OFFしていたそうですが今は
インバーターで室外機を停止させない運転をしています。
それだけ冷房温度の変化幅が少なく快適なわけですがそういうのに
家で慣れてるので会社で部屋温度の変動が大きいと敏感な方は
苦情を言ってくるのです、ただ冷やせばではなく部屋温度の変化幅
を最小限にするには空調機への冷水温度の変化も最小限にする
必要があります。
これが質の高い冷房と私は思っています。

単純にON/OFFの幅を小さくすると機械の運転・停止が頻繁となり
不調原因となるとメーカーから指導を受けています。
そのため一旦冷水カット機能で停止するとある程度冷水温度が上昇
しないと運転再開できません。
とにかく低負荷でも冷凍機械を停止させないで冷水温度の変化幅を
小さくさせるのが利用者の快適環境につながります。
つまり冷凍機の能力=冷やすのに必要能力を目指します。

冷凍機械の冷水カット設定が7℃ですと冷水設定を9℃にすれば
いいと思えますが負荷が少ないと冷水設定変更だけでは無理な
ので容量制御設定で冷房能力を100%⇒80%とかに落とす必要
があります。(現在使用してる冷温水発生器の場合)
工場勤務時代に使用していターボ冷凍機は高圧モーターの電流
を制限する事で冷凍機の冷房能力を制御・変更できました。
この辺は貴方が扱う事となる冷凍設備の操作方法を参照されて
ください。
これらは負荷条件により変化するのでどういう設定にしたらいいか
試行錯誤でその現場で見つけていくしかありません。

猛暑の9~10月ではどこの現場も停止する事なくFULL運転になる
と思います。外気温度、館内負荷状況により適切な冷凍機台数は
異なりますがたとえばこの時でもし台数制御が上手く機能しなかった
場合です。利用者の少ない平日に勉強会の資料を作成するのに
実験しました。(4台の冷凍機の内、NO3とNO4を最初からOFF)
中央監視PCは機械のON/OFFと状態表示だけなく変化をグラフ
にしたりして分析もできるのです。


下は正常に台数制御が効いてる場合です。
ただ人が作った物ですから時が来れば必ずいつか故障します。
ですから運転員は中央監視のこうした温度の状態も時々CHECK
しないといけません。
業者点検と言っても動作点検で内部のコントローラーなど部品が
いつ壊れるかなんて誰にもわかりません。でも通常10年は大丈夫!

疑問に思う事は影響がない状況があるなら実験してみるのが一番
実際に経験がない者同士で意見交換してもたいした結論なんて
生まれません
、事実による結果から何かが得られるのです。
たとえ1冷の資格を持っていても条件が複雑に関係する状況では
思考だけで容易に正解を得るのは無理、又何かを提案する場合
でもこういう事実dataがある人が正解に一番近いのです。

変な修理をされたエアコンの事例
2年前に飲食店の店長から相談されたケースだけどそこは水冷式の
エアコンを厨房用に設置していたのです。
このファンが自動で運転しなくなり業者に相談したら基盤がないので
修理できないと言われたそうです。
それで電源をかけたらファンのマグネットが即入る様にしたのでファン
だけMCBを手動で入れて使用する様に言われたそうです...ただ
その室外機場所まで行かないといけないためとても不便という相談。

確かに盤内に基盤がありましたが図面もないしこれが故障してファン
が入らないのでしょうね。
そこで私が簡単に改造したのはポンプの補助a接点を利用してファン
の励磁コイルに電圧をかける方法です。これならばポンプは正常に
起動するのでポンプと連動してファンも自動で回ります。
(ファン温度制御の接点がどう見てもなかったのですがあるならその
a接点も直列に入れたらいいのです)
基盤がないが本当ならば普通サービスンならばこの程度はしてあげ
るべきです。怪しい下請け業者のレベルってあんな物なのかな?
工業高校電気の学生さんでもこの程度ならできると思います。

私が思いつくままを記事にしてみましたがビル設備1年生の方に
とっては1個は参考にして頂けたと信じています。


電気主任技術者を目指す方は以上の知識だけではダメです。
まず冷却塔の基本制御はこうです。
水を蒸発させる冷却塔ファン制御と過冷却を防止するバイパス制御
がこれの基本制御ですね。
外気3℃になってONというのは配管の中の水が凍結するのを防止
するシステムだけど真冬は水を抜き冷却水ポンプ電源をOFFにする
のでこの現場では実際機能させません。
寒い地域で冷房運転をするなら当然必要な機能です。

こういう温度制御はTIC制御、T(温度)、I(指示)、C(制御)と言い
ます。CDPとは冷却水ポンプ、TEWは温度検出、CWCはブロー装置
の事で現場でよく言われる言葉です。
バイパス弁はTEWで水の温度を検出してTICでバルブ開度を制御
してるのがわかると思います。
真夏ですとバイパス弁は全閉して全量が冷却塔に通水される必要
があります。
冷却塔のファンも同じ様に別のTEWとTICで発停制御してるのは見
の通りですね。圧力の制御ではPICという言い方をしますが冷却塔
は温度制御なのでPICは必要ありません。
ポンプ台数制御は当然PIC制御となるのは想像できるよね。

もしもこのバイパス弁が全開のままで固着したら水のかなりが
電気で言うショートサーキット状態となり冷却塔に入らなくなり
冷房ができなくなります。真夏なのにバイパス弁が全開してる
のは完全に故障でこの開度も異常時は必ず確認が必要です

★TIC6の制御
冷却水ポンプが起動すると接点Aが閉じてリレーPX5が
ONとなり、①のa接点が閉じる事でR24からのDC24Vが
11番端子にかかり10番端子から信号が出リレーOPX5がON。
するそのa接点が閉じて冷却水バイパス弁が開く。
逆に閉める場合は12番端子から信号が出てリレーCLX5が
ONとなりそのa接点が閉じて冷却水バイパス弁が閉まる。
電磁弁は全開か全閉しかないけどこれは電動弁のため
冷却水入温度を計測しながら9~7番でその情報を受ける。
その温度を見ながら適当なバルブ開度になる意味です。
13~15端子はこのバルブの実際開度を入力しています。

停止中はダンパーやバルブを全閉するのが原則ですから
冷却水ポンプの運転が停止すると②のリレーPX5のb接点
が閉じる事でリレーCLX5に電圧をかけて冷却水バイパス弁
を全閉にしてしまいます。

★TIC5の制御
冷却水出温度を計測しながら9~7番でその情報を受ける。
冷やす必要があるならまずリレーCFX5がONとなり1段目
の冷却塔ファンが運転してそれでも冷えないならば
リレーCFX6がONとなり2段目の冷却塔ファンを運転します。
点検調査する上で大切なので赤横線で引いた部分にある
番号でこれが盤の下とかにあるターミナル配線にマーク
してあります。

たとえば2段目の冷却塔ファンが運転しないならば番号
82と83の外部入力線を外して導通を測定します。
もし運転すべき温度条件なのに導通がなければリレー
CFX6の取替が必要な場合もあります。
又冷却水バイパス弁が開かない場合は90と92番間にて
DC24Vが出力されてるのか計測すれば故障がバルブ側か
その手前かもわかるでしょう。
とりあえず不具合が発生した場合は関係する番号の線に
緩みがないか増し締めCHECK
程度はしてください。
その程度は現場の電気担当技術者としてすべきです。

これは冷却塔内部の水の濃縮を防ぐ物で槽内の水が汚れて
電気伝導度が設定より上昇すると水を補給する物で冷却水
ブロー調節器
と言います。
これも冷却水ポンプと連動してるのでPX5接点が絡んで
いるのがわかります。
(冷房運転してない時は水の給水はしない仕組み)
PX5接点が閉じた状態で必要に応じてNO出力の信号で
給水バルブが開放し水が給水されます。

これがブロー調節器コントローラー本体です。
通常これの設定変更操作はしませんが電磁弁の開閉動作を
確認したい時に変更して点検します。
電磁弁に開出力が出てる時はblowdownが点灯します。
デジタル表示が電気伝導度を示していてたとえば70で電磁弁
開放で60で閉鎖ならこの50の表示で給水されてるとしたら
電磁弁本体の何かの異常、逆にblowdownが点灯してれば
コントローラーの故障。電気担当はそういう見方をしてください。
業者を呼ぶのでも正確な状況報告ができないと修理は後日で
費用まで余分にかかる事もよくあります。そのために電気主任
技術者がいるのですから!

これがコントローラーにより制御される現場の電磁弁ですね。
電磁弁は電動弁と異なり全開か全閉しかないので故障という
のはそう多くなく配管内の錆などが固着して給水が停止しない
事はよくあります。
上の操作で何回か電磁弁を強制的に開閉させたら軽い異物なら
取れて正常な状態になる事もあるので試します。

ただ冷凍機が停止したら強制停止するべき物が夜中ずっとここから
水が出たままで放置しておくと相当量でそれをずっと気がつけないで
水道検針の時にいつもより数百万円も水道料金が高い事態に!
そうなると管理会社はオーナーに弁償する事になるでしょう。
意地の悪いオーナーでは年間管理費の値下げを要求してくるかも?
そうなると現場の人も笑って許してはもらえませんよ。
ですから冷凍機というのは停止したら1回は冷却塔の内部を確認
しなければいけません。

又昼間運転中の巡回時に冷却塔内部の水が綺麗なのにブロー調節器
から給水されていたら"おかしい"と気がつかないといけません。
二重のCHECKを怠った結果ですから現場の責任も追及されます。

余談ですが冷却塔運転中はブロー調節器ではない通常の給水用
ボールタップから水が出てるのは正常です。
(冷房負荷が下がり冷凍機が自動停止してる場合に限りほとんど
出てないケースはありえます)
現場を見た事がない人のために、運転中はこんなにたくさん水が
連続給水されるのです。

冷却塔は水を蒸発させて水を冷やしているのですから蒸発した分
の連続補給が必要

もし運転中に給水用ボールタップから水が出てないと槽内の水位が
低下して最悪CDP(冷却水ポンプ)の空転でポンプ焼きます。
その前にキャビテーションを起こして振動するかもしれませんね。
同じ給水でもブロー調節器と給水用ボールタップは目的が違うのです。
ただ冷却塔停止中はいかなる給水もあってはなりません。
停止中の給水は水漏れですから至急修理対応をされてください。
電磁弁は交換しかありませんが底を叩いたら電磁弁でも復旧する
ケースがあります。
錆というより内部で固着していたのでしょうが硬くて開閉できない
ハンドバルブは底を軽く叩くと嘘みたいに回復するケースが
多いのですがそれと同じ理屈ですね。(業者から習いました)
ただラッキングとか撤去しないといけないので少し手間です。
受水槽の給水FMバルブのパイロット電磁弁が開いたままで
満水警報が出た時にそれをしたら正常になった経験はあります。
こういう場合同じ不具合が短期間で連続したら電磁弁本体の
交換が必要となります。



⇒私のブログの最新記事へJAMP
ページ最後では"前の投稿"をクリックしたら過去記事が読めます。

照明器具LEDバイパス工事

最近実家に帰った時に父から対地電圧で100と200Vを区別できる
ネオン式検電器
をもらいました。ネオン式ですから電池も不要です。
充電部に触れないと反応しないから誘導による誤動作がなく私も
父もネオン式しかお仕事では命をあずけません。
感電による人体の危険性は対地電圧に比例するわけで対地電圧
を正しく知るのは電気保安において重要です。
★絶縁抵抗値の限界基準は線間電圧ではなく対地電圧★
同じ単相200Vでも単相三線式からなら0.1MΩ以上だし三相
200Vからでは0.2MΩ以上になるのは気がついていましたか?
一口に200Vと言っても三相電源の方が危険性はあります。

頭では理解している、又は実際に測定もし頭の理解を確認した。
後者の当たり前を軽視しない人こそリーダーになれる人なんです。
現場で電気を扱う上で当たり前を今日は復習してみました。
200V点灯は三相変圧器二次側デルタから給電される回路で
しか点灯しません。(動力変圧器は通常二次側がデルタです)
S相をこの現場では接地してるので0Vで検電器は点灯しない。
二次側デルタの接地はRSTのどれでも構いませんから現場が
異なればR相で接地してるかもしれません。
仮に変圧器二次側がスターならば対地電圧は200÷√3(1.73)
≒115Vですからこの検電器は1個しか点灯しない事となります。

もしこの検電器を買われた方で家の単相200Vコンセントを測定
したのに100V点灯するのは壊れてるわけではありません。
単相三線式はすべてのポイントが対地電圧100Vだからです。
下の回路で3本の電流値を見て何KVAの負荷があるのか?
なぜ線間電圧200V回路が対地電圧100Vなのか?電気主任
になったらそういう事を瞬時に仲間にも説明できないといけない。
意外と電験三種を持ってるくせに???な方いるでしょう?
資格試験のための丸覚えの知識だからそうなるのです。

対地電圧についてそれでも納得できない方は直接、接地と線路
間の電圧を測定されてみてください。
測定器で接地と線路を測定するのなら地絡警報なんて出ません。

単相三線式の単相200V回路の対地電圧は確かに100Vなんだと自ら
これで納得できますね。頭で当たり前と軽視してる人より少しだけ電気
を知ってる人になれるはずです。
工場に勤務し始めた頃、父からやたらあちこち測定をさせられたけど
今思うとあれは大切な経験だったと思います。
イザで頭に瞬時に浮かぶのは本の知識ではなくこういう体験や過去
の対応した処置事例の記憶・体験...凡人ではそれしかないんです。
問題が発生した時に自分の知識だけの答を解決策として間違えたら
退職する覚悟で提案・実行できますか?そう自分で確認できてない
知識をお仕事上で意見なんて私なら怖くてできません。

対地電圧に限らず他人・会社に提案する事は自分で確認してる事
解決できた当時の方法など、思うレベルではまだ口にするのは早い
です、私はBlogを書く上でもなるべく思うレベルの記事は避ける様
にはしています。だってそれでは読んだ人を混乱させます。
会社で報告書を書く様になればわかるけど”思う”なんて記載は
会社では通りません。
テナントにアドバイスしたつもりが"あの時あの人が○○言っていた
からしたのであの人が悪い"なんて逆に言われる時代です。
そう今の世の中はすべてにおいて結果論なのです。
意見も今の時代は相手を目の前にして言うのは慎みましょう。

同じ線間電圧200Vでも配給変圧器により対地電圧は異なる
のです。この検電器は200Vだとガチ明るいのに100Vだと少ししか点灯
しない癖がありますが80V以下だと点灯しない作りらしいのでその
せいかもしれませんね。慣れたら見落とす事はないです。

この検電器は200Vが判定できるなら線間電圧でも可能なはずです。
写真でわかる様にMCBの端子がクリップし難いのでジャンパー線で
左バーをクリップしてもう片方は検電器の頭をクリップして測定を実施。
線間200Vで2個点灯は当たり前ですが対地間は上で見た様に100V
です。又上の三相S相の場合、そこに100A流れていても対地電圧0V
だから仮に素手で触れても感電しません。不思議と思いませんか?
もちろん電気資格を持つ人は誰もが頭では理由を知っています。

三相電源で各相間にきちんと200V電圧があるか見るならこの検電器
ならこういうCHECKで知らべる事はできます。
そんなのテスターで測定すればと言ってる貴方、貴方が今思ってる
常識は本で学んだ事ですね?将来現場に就職する事があれば一度
その自分の常識を測定で確認されてみてください。


私の記事で閲覧が常にあるのは意外にも蛍光灯安定器取替方法
の記事なんだけど今だFLRやFHF照明器具利用はビルでは多い。
昨日FLR照明器具2箇所の安定器取替が必要になったのでそれは
止めLEDランプにしてみたので特にビル管理をされてる方の参考
になれば幸いです。
私が勤務するビルはテナント共用部はすべて業者がLED化したの
ですがバックヤードとか予算の関係でされてないテナントがあります。
そういう箇所の安定器が故障したらすべてLEDランプだけ購入して
もらいバイパス工事にて対応しています。

いつも購入していたLED直管ランプの型式が変更となりました。

アイリスオーヤマのこのランプは口金がG13なので既存のFLRや
FHF照明器具に
バイパス工事を行う事で使用できるのです。
LDG32T・W/13/20/16S 直管LEDランプ ECOHiLUX HE160S
白色の事務所ビルで使うFLR40Wランプと等価品です。(消費13W)
ホームセンターで販売してる安定器があるままで使用可能なLED40W
直管ランプをバイパス工事した器具に絶対取付しないでください。

2000ℓmでは暗い?鋭いですね、でも一般直管ランプは上部分の
光は反射板に反射するわけで総合的に利用できるのはランプ光束
の70%程度、対しLED直管ランプは下面のみから全光束を出します。
しかも一般直管ランプは反射板が汚れてくると更に床面では暗く
なります、だからカバー清掃をすると少し明るくなるのです。
以上の理由でLED直管ランプは2000ℓmでFLR40Wランプと等価と
扱われるのです。下は某ホームセンターで販売中のLED器具一式
でLED4000ℓmで40W蛍光灯2灯式等価として売られていました。

ランプが届いたら給電方式だけ確認してください。LEDはFHFと
同じボルトフリーなので電圧の事は考えなくていいです。

両側給電方式では両方のソケットを使用するので配線が異なり
ます。(片側給電方式の方が工事は簡単)
NETでバイパス工事用の40Wランプ型LEDは1本3500円程度
代理店で購入したら6000円程度でしょう。

安定器取替ではそれの費用+今後のランプ交換費用を考えたら
絶対にLEDにする方がお得と私は思いますしそうテナントには
説明又ビルテナントなので部品代のみで工賃は無料です。
そんな安い価格でLEDにできるならと喜んで頂いています。
又安定器取替は型番更新でベースが合わないと穴を開けたり
既設のネジが固着してたりと意外と取外し、取付に時間がかか
る場合もあり私もLEDにしてもらう方が嬉しいです。

ランプ色温度は電球色、白色、昼光色、昼白色とすべてあり!
特に店舗では既存のランプの色温度の確認は忘れないでね。
(使用してるランプの型番がわかれば色温度はわかります)
お店で1灯だけランプ色が違うと不細工で店長から怒られます。
会社在庫にない場合はまずは代理店に発注する事になりますが
絶対間違えて困る事は電気担当自らが確認します、人にさせて
間違えたらモチベーション落ちます。
と言うかすでに買ってしまった代金はどうする?と面倒な問題
が発生するからです。基本こういう場合返品は無理です。
某大手電気販売店の正式回答です。

今回は屋上に出る通路前のエレベーター(EV)ホールにある2台の
照明器具でここはテナントが利用できない様にEV不停止切換SWが
ONにされています。警備員の方が巡回で点灯するだけなので本来
2灯式だけど1灯だけのLEDで済ませます。
後出口のFLR2灯式器具もランプ交換してもすぐ切れるのでここも
バイパス工事を行いました。

まずFLRの照明カバーを外し下の電源2本と赤ソケットの2本を
直結すればいいだけです。

LED電源回路はランプ内蔵だから電源と赤ソケット配線接続の極性
は考えなくてもいいです。


不要な配線をすべて切断します。一番最初に必ず電源と安定器
の配線を1本づつ切断されてください。
照明SWをOFFにするとすべてのランプが消灯して真っ暗になるので私
は電源を生かしたまま作業、そのため電源2本だけは切断したら安全
のためテーピングしています。
200V器具では照明SWをOFFでも方切りSWだと片線の電圧は生きてる
ので油断されないでください。
検電CHECKは必ずしてください。
ここの設備の人が昔安定器取替作業で照明SWをOFFしてるので安心
し素手で作業していて感電した事があるそうですよ。
家庭と違いビルや工場の照明電源はトイレの照明以外では200Vと
思っておいた方がいいです。

絶縁手袋を着用し心線のより線を切らない様にペンチで被覆を
剥いてから2線をツイストさせて圧着で接続するだけの事です。
電流さえ流れてなければ電圧があっても絶縁性の手袋をして
配線を剥いたり、接続する作業はできます。

ただこの時、各工具の先が器具の金物に触れるのだけは注意
してください。短絡してバチと火花が出ます!
(照明器具本体は接地されてるから対地間短絡する事となる)
最後にテーピングしたらこれで工事完了です。故障した安定器
はこのままでも電源が切れてるので問題なし!

極端な例で言えばここは22000Vの受電点にある責任分解点の
DSだけどこれも電流さえ0ならば電圧はあっても開放・投入は
できるのです。
停電作業の時は電力会社との約束で停電させてDS切り離しは
しますがそれ以外で高圧機器を切り離すならば電流0なら電圧
はあってもDSは開放できるのです。


活線工事は法的違反ではありませんがMCB電源を切り作業
されるならばそれが一番安全作業ではあります。
ただテナント店内、昼間しか入室できない、諸事情で電気が生
きたままでも作業しないといけない事も実際現場ではあります。
常に相手の都合がある事ですからこちらの理屈だけでは作業
ができないのです。私は1回も短絡させた事はないです。


漏電CHECKのためランプを装着して点灯状態でI0が0mAである事
を確認
したら照明器具カバーを取付し全作業は終了です。
尚カバーの取付ビスは斜めにネジ込まないでくださいね、将来だれかが
外すのに苦労する事になりますので!

私が一人作業で工事、測定、カバー取付、床清掃で20分ですね。
この程度で失敗する人は稀ですがそれでも仮に新品不良で取付
後に漏電が発生したら自分に落ち度はなくても誰からも工事ミス
を疑われます。だからI0を測定して値を撮っておきましょう。
これはマグネットやリモコンリレーの取替をしても同じです。
こういう電子回路のある物はメガよりI0で絶縁確認しましょう。


私の保守範囲は22000V~100Vまでです。
トラブルというのはビル現場では対地電圧100Vの回路がほとんどです。
電気設備安全管理においては対地電圧で物事を考える癖をつけましょう。


もし完全にLEDランプ2灯式にするならば反対側の並列接続にな
ってるソケットにつながる黄色の配線に電源を接続されてください。
写真では今回不要なので切断していますが片側給電LEDランプ
ならこれだけで2本点灯させられます。
今度は反対側の赤と青配線のソケットは使用しなたいめ根元で
赤と青配線は切断しておきましょう、余計な物は故障の元です。

これは違う蛍光灯照明器具でLED2灯式工事をした時のです。
電源の出し位置が違いますが電源と上でいうソケットにいく配線
を直結すればいいのです。

照明器具ソケットも入手できるなら交換すれば言う事はないです。
こうした照明器具ソケットが故障した経験は私は一度もなくLED
にすればランプ交換は不要と言う事はソケットに触れる事もな
いわけですからソケットが故障する事はまずないと言えます。
ただもしもの時に在庫として5個も会社で在庫あれば十分です。

これがその時のLED2灯式の点灯状態です。
FLRより瞬時に点灯、ちらつきがない、工事が簡単と最高です。
しかもランプ交換から相当年は開放されるわけでテナントにおいて
も経済的メリットがあるのです。
今更安定器を購入して取替修理する時代ではないと思います。

ただFHF2灯式照明器具をバイパス工事する場合FHFとFLRでは
この様に配線方式が少し違うので注意されてください。
つまり開いた状態ではなくてFLR器具の様に並列接続に変更す
ればいいのです。このバイパス工事は電気工事士の資格者しか
できない以上、方法はわかると思うので説明は省略します。


★蛍光灯ダウンライトからLEDダウンライトへの取替工事★
(取付け穴の径さえ合えばどんな照明器具でも変更可能)
ダウンライトは構造上直管みたいな対応はできないので一式LED
器具に取替をしますがこれも作業自体は簡単です。
上の作業ができるなら説明はなくてもできると思いますが1点だけ
注意すべきを説明をします。
既設器具を下ろす時は取付金具を外しても無理に引くと固着して
た場合
天井ボードが壊れるからゆっくり回しながら下ろします。
脚立は天板に道具がおける程度十分に高い物で作業をするとスム
ーズにできます。
照明SWをOFFすると2系統がすべて消灯し部屋が真っ暗となります。
この時も電気は生きたままのため切断したらすぐテーピングです。

ストッパーと記載してるのが取付金具の事で多くのダウンライトが
この方式を使う
ので覚えておくと役に立ちます。
更に固着や塗装が染みていて天井ボードに貼りついた状態である
場合が多いから取付金具を外したからと力で器具を引っ張ぱるな!
という意味です。

隣の器具へ渡り配線をするので各2穴あるのです。

ワイヤーストリッパーで配線を剥いたら電源と渡りを確実に挿入
してください、剥き長さは器具に表示があります。
時間経過したVAで硬くなり計6本指で指すのが難しい場合は被覆
に傷がつかない程度にペンチでつまんで私は挿入します。
一見簡単に見えますが接触不良は加熱焼損の原因となるので
刺した点灯したで安易に作業を終えてはいけません。

ネジ緩み、接触不良状態での通電で火花が常に発生するとその
熱で銅が酸化して酸化銅が生成されます、これは電気抵抗が
高いため更に熱が発生し60℃を超えるとビニールは燃えると
いうのが焼損までのプロセスです。意外と理由を皆さん知りません。

LED照明器具は枠と本体が別で先に枠を取付金具で天井に取付
してその枠に照明器具がカセット式ではめ込んであります。
枠の取付が緩く稀ではあるけど2個とも外れたら配線の長さ分は
下に落下してしまいます。それがお客様の頭部を直撃したら?
最初の既存器具を下ろした写真を今一度見てください、あれが
あそこまで下にいきなり落下したらヤバイでしょう?
安全ワイヤーは枠と器具を接続してるわけでその枠が緩んで
落下してはワイヤーも意味をなしません。

ランプが点灯しないはまだしもお客様に自分の作業でケガをさせ
たらもうその会社では働く事なんてできません。

お客様に対して行う作業においてはすべて同じで自らで行う作業の
結果というのはされた人が全責任を負います。

って言うかどんなお仕事でも世の中何でもそうでしょ?責任を伴わない
でお金をもらえる技術職なんてないです。お給料とはリスクの対価です。

作業が終了したら電線や被覆のゴミは綺麗に掃除して終わりです。
自分がしたお仕事の後は綺麗にするのは大人の常識ですよ。
デジカメのため凄く明るく撮れてますが実際は違和感はなし
ダウンライトLED取替は私で30分はかからない25分程度ですね。
直管LEDランプのバイパス工事よりやはり気をつかいます。


LEDにしたいがテナントより要望が別にあったケース
既存のモスグリーン色と同じデザインのLED型照明器具が製造して
なくテナントが拘ったのでLEDを提案した私としては何とかしました。
偶然にも中穴にはJUSTではまるので既存器具枠を利用できれば
いけると判断しました。

ただ前述した様に落下したらいけないので金物を使い固定する必要
があります。
その他、実際裏側で当たる部分があったので一部加工もしました。

丸い物に穴を開ける時は上のバイスに固定してポンチでマーキング
して行わないと刃先が滑ると大けがをするので気をつけます。
後は"MY切れるチタン刃先"で行いましたが意外に硬いので苦労しました。
穴を複数開けてここにタッピングビスを入れLED枠と既存枠を絶対に取れ
ない程強固に固定しました。
既存器具の中身はすべて撤去しましたが最終的な重さの変化がそれほど
ないのでいけると判断しました。(既存金具にも想定荷重があり)

なんとか表から見たら違和感はない状態にはできたとは思います。
職場の人になぜそこまでしたのか?質問されたけど途中からできない
と投げるのが嫌だったので自分のために頑張りました。
でもそれほど苦じゃなく趣味の絵を描くみたいに工作をしただけです。
普通なら取付穴に合う枠のLED照明器具を買えば済む事ですから
こういうのは稀なケースです。
テナントには電球とは違いスマートで前より格好良くなったと言われ
たのがせめて物の救い、しかも電球交換は不要ですからね。

余談ですが...
蛍光灯やハロゲン式のダウンライト照明器具にそのままで取付可能
な代替LED電球について私の意見です。

テナントから時々本当に大丈夫か質問される場合があるのですが、考え
てみてください、既存の照明器具の説明書には指定外のランプ装着禁止
と必ず書いてあります。(メーカーとしては当たり前ですね)
その禁をやぶりLED化するのですからもし不具合が発生した場合に設備
の人が大丈夫と言ったから購入した、弁償!
と責任転化されます。
私はそういう問い合わせについては販売店と相談し自己の責任で購入
される様に返答しています。

それに代替LEDで店内をLED化した場合、器具内の安定器が故障したら
代替LEDは点等しなくなります。そういうのを買ってたった1年で使えなく
なった代替LEDのトラブルはすべてそういう事が原因です。
普通の方は代替LEDでも問題なく長期に使用可能と錯覚されています。
ただ電源電圧で直に点灯してるランプならば代替LEDにしても問題ない
のはわかると思います。電源とランプ間に点灯させるための何かがある
既存器具について代替LED使用は利用者の自己責任となるのです。

★昔していた蛍光灯ダウンライトの安定器取替の方法です★
①が天井照明器具でまず化粧カバーを外す、②で固定金具を外すと器具
がフリー③がその金具です。

⑤この場所は電源を切れないので一番先に電圧がある電源線を安定器
から切断(営業中しか入室できず他の照明まで同時に切る事ができない)
外したら電気が生きているので必ずテーピングしておきます。
裸のまま電源線を放置して作業中に器具金属部に触れると顔の前で短絡
して火花が出るので気をつけましょう。
⑥で残りの4線も切断して既存故障安定器をプレートから撤去します。
(電源を先に抜いてるので⑥の作業は大丈夫!)
⑦で新品安定器を取付して⑧で電源以外の⑥で抜いた4線の被覆を剥い
て電源より先に取付します。

最後に電圧のある線を上手に剥いて1本づつ安定器に取付します。
LEDバイパス時は何も器具がないから電圧があっても何もないけど
安定器に電源を接続する時は安定機が内部で回路を構成するので
非常に小さな火花が出ますが大丈夫です。
ここまで完了したらFDL蛍光灯を取付して点灯するのを確認後にI0
が0mAである事を確認、これで工事による漏電はありません。
器具を天井内に外した時と逆手順で固定して取替作業は完成です。

電源が生きたままこうした作業をする時は撤去時は電源を最初に
切断して、取付時は電源を最後に接続するのです。

電気が来てるからできません!なんて言ってはられないのです。
事務系の重要書類や機密情報があるテナントでは営業時間外とか
では一切入室は禁止なのですから!貴方が入社した時に先輩達は
こんな方法でされてるでしょう。それが実際のビル管理現場です。
電験を持っていて電気に詳しいという前置きで入社してるならば
2回目は一人で取替作業してくる様に先輩から試されるかもしれ
ませんが負けてはいけません。


電験を所持して入社してくる人は電気に詳しいと確かに思われます。
ですから...照明タンブラSW、コンセント、漏電対応など日常的な
作業がきちんとできるかまず仲間は貴方に確認してくるでしょう。
最初が肝心ですから入社前にきちんとできる様にしておきましょう。
その上でリモコンリレーやマグネット交換まで一人でできるならば今度
の電気の人はできる人だね。
という噂が職場で流れるのです。
逆だと"電験を持ってるから頭はいいんだろうけど実務はダメだね"
とか職場のリーダーにこっそり報告されたりすると思います。
だって男性ってNETでも職場でも他人の評価や批判が好きではない
ですか?そんな事より視点を自分だけに向けて努力してください。


⇒私のブログの最新記事へJAMP
ページ最後では"前の投稿"をクリックしたら過去記事が読めます。